構造!コーゾー!

構造!コーゾー!


こんばんは!


ナマケモノです。


本日は遮音性などみなさんが気になる建物の構造についてご説明したいと思いますヾ(o・ω・)ノ




【木造(もくぞう)】

木造は、土台、柱、梁、桁などの主要構造部材を木材で作る建築物。
木造住宅は、木の性質上、自然の湿度調整能力があるので通気性がよく湿度がこもりにくい特徴があります。
遮音性がわるく隣の部屋の音とかが聞こえることがあるといわれていますが最近の木造はしっかり作られた遮音性のある物件や、となりとのスペースが広い為音が聞こえにくくなっている物件があります。


【鉄骨造(てっこつぞう)】

建物の骨組に鉄骨を組んで作った構造。

木造の柱部分を木ではなく鉄で作られています。鉄骨造に使われる鋼材の厚みが6ミリ以上のものを「重量鉄骨造」といいます。 耐震性は高いが鉄自体は耐火性が低いので、通常は鉄骨の周りに耐火被覆を施します。 鉄骨造は、地震に強い建物です。遮音性は木造と変わりません。


【鉄骨ALC造(てっこつえーえるしーぞう)】

ALC (Autoclaved Lightweight Concrete)とはセメントと骨材などを混ぜ合わせて発泡させ、重量を軽くした高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリートのことをいいます。

ALCは耐火性、断熱性、防火性、耐久性、遮音性が高いという特徴があります。ALCを外壁・床・屋根に使用し構造体を鉄骨にしたものが鉄骨ALC工法です。

【鉄筋コンクリート造(てっきんこんくりーとぞう)】

コンクリートを鉄筋で補強した構造材を用いた構造で、引っ張る力に強い鉄筋と圧縮に強いコンクリートを一体化させ、強い構造としています。また、鉄筋をコンクリートが覆っているので、火災の熱からも守られます。 遮音性も良く、保温性も良い。ただし、たまに部屋の壁にコンクリートが入っていない構造のマンションもあります。(遮音性に問題) RC造のマンションの場合、1階は猛烈に湿気が溜まるので注意が必要です。最上階も注意が必要です。熱は下から上に上がる性質があります。太陽に温められた熱が建物の上にどんどん上がってくるので、最上階は特に暑いです。
英語では『reinforced concrete』略して『RC造(あーるしーぞう)』と表記する場合もあります。



【鉄骨鉄筋コンクリート造】
鉄筋コンクリートの芯部に鉄骨を内蔵した建築の構造もしくは工法。鉄骨で柱や梁等の骨組を組み、その周りに鉄筋を配筋してコンクリートを打ち込む。鉄筋コンクリート構造(RC構造)と鉄骨構造(S構造)の長所を兼ね備えているが、その分、コストは割高である。鉄筋コンクリート構造に比べて耐震性等に優れ、柱や梁の断面も小さくすることができるため、主として高層建築物に用いられます。


一般的に下記のように区別しているものが多いようです。

●マンション…鉄筋コンクリート造、重量鉄骨造と鉄骨造の3階建て以上の共同住宅
●アパート…2階建て以下の木造、軽量鉄骨造、鉄骨造の共同住宅
※アパートでも比較的築年数の新しいものを『コーポ』『ハイツ』と呼ぶ所もあるようです。

ただ、表記間違いや、木造でも建物の名称自体に『○○マンション』とつけている場合もありますので、物件種類もポイントの一つではありますが、建物構造で判断するのもひとつの方法ではないでしょうか?


物件によって造りは本当に様々ですのでお気軽にお尋ねください!!


よろしくです( ..)φメモメモ